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漢方薬のことを勉強しましょう

漢方薬って昔から根強い人気がありますが、さらに一般的に普及しているような感がありますね。今や風邪をひいたり何かと体調を崩すシーズンでもございます。風邪薬を飲んで…が一般的でしょうか。でも、筆者は化学系のお薬を服用すると、どうも体に合わないのです。たしかに、症状は和らいだり完治したりと効くのですが、心身ともに起き上がれなくなるのです。立っててもオチルくらい。だったら漢方薬かなぁと思ったのですが、実は「改源」くらいしか思いつきません。そこで、漢方薬のことをちょっと勉強してみようと思い立ったというワケ。

といっても、ズブの素人です。ホントは漢方薬が目指すところが、「セーヨーキンダイイガク」のお薬とどう違うのか。どういった認識論にたちどのように体及びその機能を理解するのかといった点はとても大事なところですが、そこらあたりは触れることはできません。いい加減でゴメンナサイ。具体的に、どういった症状にどんな漢方薬が適用されるのかというのを調べ上げていきたいと思います。その中で、ひょっとするとちょっとずつ認識論とかといった難しいことも勉強することになるかもしれません。

あと、色々な漢方薬が登場しますが、生薬成分とか保険の適用の可否(実際色々なのです)についても今回は省略いたします。でも、ネットでも簡単に情報が手に入りますので、興味のある方は是非調べてみてくださいね。それでは、漢方薬いろいろ、どんどんがんばっていきましょう♪

肌荒れにも漢方

漢方は肌荒れ対策にも効きますというところから始めましょうか。「はだあれ」とは、「皮膚の水分や油分がなくなること」(『広辞苑第五版』)。つまりカサカサ。ただし、カサカサの種類や個々人の体質に応じて肌荒れ漢方も異なります。

例えば、「十味敗毒湯」(じゅうみはいどくとう)。肌荒れ漢方のなかでも、赤み・腫れ・痒み・痛みを伴うモノに効果があります。とくに急性のケースで。一方で当帰飲子(とうきいんし)という漢方は肌荒れのなかでも、慢性的な肌の乾燥・痒みに効くそうです。冷え性にもよいとか。「桂枝茯苓丸料加薏苡仁」(…もぉなんのこっちゃ分かりませんなぁ。出だしだけ落語家みたいやし。「けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん」です。)、こちらの漢方は肌荒れが手足に来た時に用いられるとか。冷え症やのぼせにも効果アリ。お次の肌荒れ漢方は、「温経湯」(うんけいとう)。唇がカサカサする場合に用いられるみたいですが、不正出血及び月経不順の改善がヨリ一般的な用途とのこと。

おあと、「主婦湿疹」なるものをご存知でしょうか。いかにも、台所繋がりの症状です。水・洗剤・食材(刺激物)によって、起こります。赤く痒み・出血を伴う場合には「温清飲」 (うんいんせん)、赤みは気にならなく指がカサカサしてヒビが見られる場合には、「当帰飲子」(とういんきし)、同じくヒビがさらに深く割れている時は、「人参養栄湯」(にんじんようえいとう)、斯様に肌荒れ漢方は使い分けられます。

漢方で吹き出物を治す

漢方で吹き出物の悩みを解消するというのも、有効な手段のひとつです。吹き出物と漢方のコトの前に、筆者には積年の疑問がございまして…例えば、インターネットでちょっとみてみると、ニキビ/吹き出物と漢方・西洋医療問わず様々なサイトで併記されています。じゃあ「ふきでもの」って厳密には何?ニキビといしょなの?あるいは違うの?せっかくの良い機会ですから、まずは吹き出物を漢方そっちのけで(笑)、その語義をクリアにしておきましょう。

例えば、『広辞苑第五版』ですと、「毛孔部の炎症…青少年の顔・胸・背に見られるものを尋常性痤瘡、そのうち顔面に発生するものを面皰(にきび)という。」とのこと。ちなみに「ふきでもの」は「皮膚にできる小さなできもの。ふきで。はれもの。」とのことで、まぁ語面からして医学用語というよりは一般的な通称って感じですので、厳密な定義はなさそうですが、とある情報によると…「大人の面皰=吹き出物」だそうで。ん〜ちょっとすっきりした♪

大雑把にいえば、どっちゃにしろ皮膚の炎症なのですね。そうすると、吹き出物も漢方のお得意の領域って感じがしてきますね。そぅそぅ、漢方で吹き出物(にきび)をどう治すのってのが本題でしたね。。。もう紙面がありません。記事を改めて、漢方が吹き出物(にきび)の治療・改善においてどういうメリットがあるのか紹介することにしましょう。

漢方における「ニキビ(吹き出物)」

お待たせしました、漢方とニキビ=吹き出物のコトについてです。ニキビは漢方では、胃腸や血行の働きを映し出す鏡としてとりわけ考えられているようです。なるほど、そういった体の芯からゆっくりジワ〜っとよくしていくのが、漢方のニキビ治療の大事なところであるといえましょう。それでも、漢方でもニキビは比較的早期の効果が期待できるそうです。早くて10日ちょっと、まぁひと月もあればというところらしいです。で、実際のところ色々なタイプがあるニキビ…漢方では、実はそれぞれの症状に応じて効くお薬が様々とございます。

とはいっても全部紹介するのは到底無理です。なので、お薬を紹介するというより、まずは症状の区別のための道標を立てておきましょう。まずは、患部の区別です。大きく分けて、背中・胸部・顔と区別されますが、さらに顔なら下半分全域といったものから、コメカミ・頬っぺた、口の辺り、眉間、額まで細かく分類され、それぞれの症状に応じて、お薬は違ってくるとのことです。炎症のカテゴリーも色々です。白いの、赤いの、赤紫の、赤くなりかけてきた、熱をもった、化膿した、痒かったり痒くなかったり…さらに、「いらいら」を伴うとか、そういったニキビも漢方では薬があるそうで。

心当たりのある方はいらっしゃいましたか?こんどは、漢方でニキビに効くお薬をちょっとみてみましょう。

にきび(吹き出物)に効く漢方薬

さてさて、漢方でにきび=吹き出物に効くお薬の紹介です。漢方ではにきびの症状を、場所や炎症の種類に応じて多くのお薬を使い分けるということは前述のとおり。じゃあ、そもそもそのような吹き出物ができる要因とは?

この要因は、乱れた食生活や生活習慣というものはもちろん、ストレス・月経不順・便秘・新陳代謝不全・アクネ菌過多(皮脂分泌過多)といった体内の不調に基づくものから(←どちらかというと女性がお悩みの症状が多いでしょうか)、喫煙や化粧品の使用によってできるモノまで色々。

漢方はにきびの裏に潜むこういった症状を改善、という仕組みになっているワケ。また、個々人の体質に合わせてお薬の調合の度合いも千差万別になってくるので、素人にはホントワケワカメの境地です。知らない漢字が団体で羅列してますから。。。

なので、漢方のにきび治療に使われるお薬の有名どこを三つだけ抑えておきましょう。まず、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)。体の熱を和らげるので、若い人にみられるにきびの漢方治療によく使われるとか。防風通聖散(ボウフウツウショウサン)。これも体の熱を冷まします。前者は血行改善に利があるのですが、こちらは水分の巡りやお通じに効果アリ。最後に、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)。こちらは、体温やホルモンバランスの調節に利アリ。故に生理不順からくるにきびの漢方治療にうってつけ。以上、にきびと漢方についてのコラムでした。

漢方で美肌までやっちゃいましょう♪

美肌も漢方でお試しになってみては?なんとなく、「かんぽー」って聞くと、地味ぃな年寄りくさ〜い感じもするのですが、じっくり体の機能を整えるモノですから、日々のお肌ケアにはまさにうってつけなのではないでしょうか。

美肌漢方として巷では、「瑞花露」(すいかろ)というものが流行っているようですね。保湿クリームとして商品化されていて、相場は120g入りで3000円くらいというところ。とってもお肌になじみやすいのだとか。他にも漢方には美肌によい働きをするモノがございまして、例えば、「杞菊地黄丸」(こぎくじおうがん)。とくに老化に伴うお肌に潤いを与えるのに働きます。もちろんこの漢方は美肌にだけ効くのではなく、老化、すなわち体の潤いがなくなることによって起きる症状全体に効くワケ。泌尿器・生殖器系疾患とかホルモン不全、脱毛や白髪、腰痛…と様々な症状に効果があります。目や口の渇きも改善してくれるそうです。

美肌は漢方を飲めば「すぐに達成!」というワケには参りません。なにより太極拳のようにじ〜っくりと作用するものですから。それに肌を美しく保つには、なんだかんだで体質の改善が必要ですよね。その体質を急に変えてしまっては体に負担をかけてしまうだけですから。そのためには、食生活・生活習慣といったことから変えていかなれければなりません。美肌漢方もその手助けをするまでのことです。でも逆にいえば、漢方で美肌を実現してしまえば、同時に体全体が良くなっているということですね。

漢方化粧品

漢方化粧品というようなコトバもあるのですね。筆者自身は男性だからでしょうね、漢方が化粧品に入っているとは想像したことがございませんでした。まぁ、さっき美肌のところで紹介したのも、漢方化粧品(あるいはその素となる生薬)なわけですね。もっといろいろみてみましょう。

なんだか「漢方化粧品」というと、なんか特別なモノのように感じられますが、よくよく考えれば中国の女性が古くからやっていたオケショーなわけですね。例えば、紅花。これは、口紅や頬紅に使われます。日本には奈良時代くらいに伝わってきたそうです。オシロイには、真珠の粉を、美肌には絹粉とか卵の白身をつかっていたとか。

こういったものが、現在の漢方化粧品にも脈々と受け継がれているワケ。しかも、優れているのが、例えば紅は血行を、真珠粉は保水力を高めてくれるというところ。オケショーで何かとお肌に負担がかかるという女性の悩みは、なんか男性の筆者でも聞くことがありますが、漢方の化粧品ならお肌の内側まで美しくしてくれるということですね。

アロエ配合とかヘチマ配合なんて商品も薬局とかで女性が手にしているのを見ることがありますが、アロエやヘチマも漢方化粧品として用いられていたのですね。シミのケアにとても良い働きをするそうで。ヘチマ水なら日焼けとか肌の炎症に、アロエのエキスは肌に潤いをば、そんな感じです。

漢方でダイエット 其の一

「漢方ダイエット」、筆者はその内実をよく知ってませんが、如何にも効果を期待できそうですね。漢方でダイエットを続ければ、リバウンドとかもなさそうな、ジワ〜っと確実に効いてくるような…そんなイメージです。

で、やはりですが、「漢方ダイエットにはずばりコレっ!」といった唯一のお薬や手段はございません。肥満の要因や体質に応じて、漢方ダイエットの方法は人それぞれとなりえます。例えば、「急にor産後or中年デビューor幼少のミギリより?」といった背景に応じて、漢方ではダイエットのしかたも様々。他にも、ストレス・便秘・低血圧・低体温・新陳代謝不全などなど、様々な体質に適った方法が模索されます。

つまり、体の機能を整えることによって、結果的に体脂肪もベストなバランスに近づくというのが、漢方ダイエットの仕組みといってよいでしょう。だから、にきび(吹き出物)のところでも紹介しましたが、便秘体質の肥満には、やはり「防風通聖散」(ボウフウツウショウサン)となってくるワケ。筆者は、今までよく耳にしてたけど、はっきり効能を知らないお薬に、「コッコアポA」なんてのがありますが、これがまさにソレ。また、「ココアッポL」という商品もあるのですが、こちらは「防已黄耆湯」(ボウイオウギトウ)が成分。水肥り的な肥満に効果があるとのこと。

漢方ダイエットのお薬は、まだまだ色々あるのですが、是非記事を改めてもうちょっとみてみましょう。

漢方でダイエット 其の二

漢方ダイエット…多くの方が関心をもつポイントでしょうから(筆者も然り♪)、もう少し調べてみましょう。先に紹介したのは、漢方ダイエットのなかでも、便秘や水肥り体質の改善をめざしたモノでした。一方で、肥満の要因はその他にもありますね。それに応じて、ダイエット漢方も色々です。

まだ、登場してないダイエット漢方は、「当帰芍薬散」(トウキシャクヤクサン)ですね。あ、でも何か耳にしたことがあるフレーズですわ♪何に効くのかが知りたくてちょっとネットで検索してみたら、とあるサイトでは、100以上の症状が挙げられていました(驚) で、もう少し大きな枠組みで見ると、生理不順・貧血・痔・更年期障害・冷え性といったところがプロパーのお薬だそうです。つまり、先に紹介した肥満タイプですと、低体温・低血圧・代謝不全といったところからくる肥満に効果がるダイエット漢方であるということがいえましょうね。

他にも、「三爽茶」(さんそうちゃ)というダイエット漢方茶が話題になっているようですね。柳茶(りゅうちゃ)・門荊(すぎな)・荷葉(はすの葉)・シベリア人参が成分となっていて、食前に嗜むとよいとか。柳茶については、興味深い逸話があって、チベットでは古くから羊に食べさせないようにしているとか。というのは、脂肪を分解する働きがおっそろしいくらいあるらしくて、羊が痩せこけてしまうらしいから。以上、漢方とダイエットについてのお話でした。

高血圧と漢方

漢方は高血圧の改善にも効果を期待することができます。因みに血圧の正常値の上限は、上が130mmHg(血圧の単位は水銀柱ミリメートル。ミリ水銀とか、ミリエイチジーと呼ばれます。)、下が85mmHgとされています。上が140mmHg、下が90mmHgを超えると治療の対象になります。

で、漢方で高血圧を考えるときは、やはり個々人の体質や様々な要因を考慮して、じっくり体の機能を改善することが念頭におかれます。色々な漢方が高血圧に伴って起こるこれまた様々な症状(随伴症状といいます。)に対して用意されることになります。

例えば、「釣藤散」(ちょうとうさん)という漢方は高血圧のなかでも、寝起きまたは午前中に頭が痛くなるという症状を伴うモノに効果があります。「柴胡加竜骨牡蛎湯」(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、精神的なモヤモヤとか動悸、不眠といった随伴症状に対して効力を発揮します。「加味逍遙散」(かみしょうようさん)という漢方は高血圧の症状が、神経症だとか、冷え・のぼせというような更年期障害を伴う場合に用いられます。

もちろん漢方は高血圧を急激に改善しようとするものではありません。体の機能をじっくりと調整する、すなわち体に負担をかけないというのが漢方の高血圧治療の大前提であるといえましょう。ですから、体の中で漢方が高血圧を和らげてくれるのを手助けするために、患者さんは食生活や生活習慣の改善にも努めなければならないワケです。

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